平成25年07月11日
のれんの減損及び償却に関する質問票及び意見交換会に関するフィードバック文書
のれんの会計処理に関する現行の取扱い、これまでの議論の背景、及び、質問票への回答や意見交換会の開催を通じて、我が国の関係者から入手した見解を取りまとめたもの。のれんに関する国際的な議論への貢献を目的としたものであり、我が国ののれんに関する会計処理の変更等を意図しているものではない。
(関係者への質問例)
質問1取得したのれんについて、20年以内のその効果の及ぶ期間にわたって、定額法その他の合理的な方法により規則的な償却を行うとともに、「固定資産の減損に係る会計基準」(平成14年8月企業会計審議会)に準拠して減損処理を行う現行の取扱いについて適切と考えますか。
質問3「企業結合に関する会計基準」では、20年以内のその効果の及ぶ期間にわたって、定額法その他の合理的な方法により規則的に償却するという方法が示されています。当該方法は、のれんの価値が減価した部分の金額を適切に反映することにならないと考えますか。なお、20年以内のその効果の及ぶ期間にわたって、定額法その他の合理的な方法により規則的に償却するという方法が、のれんの減価を適切に反映することにつながらないと考える場合、これを改善する上で考えられる方法について記載して下さい。
質問7企業の財政状態及び業績を評価する際に、財務諸表に表示されているのれんに関する情報を利用していますか。
質問9「固定資産の減損に係る会計基準」に準拠して、のれんについて、減損損失を認識した経験がありますか。
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